NPO通信No.22
高校生にボランティアを義務付け!?
平成19年度からすべての都立高校でボランティア活動が義務付けられるのをご存知ですか。
現代の高校生には、
・規範意識や自制心などの低下
・組織や社会に対する帰属意識や公共心の低下
・自分に自信がもてないなど自己肯定感の低下
・対人関係能力・コミュニケーション能力の不足
などの課題があり、それらを解決させる為にボランティア活動を体験し、思いやりの心や社会性を育成する必要があると義務付けが決まったようです。
都立高校の全生徒が在学中に1単位以上(全日制課程だと50分×35週=1750分)、ボランティアについて学び、そして福祉施設での援助や子どもの遊び相手、道路や河川等の清掃、伝統文化の伝承などの活動を行います。東京都教育委員会はボランティア体験活動を受け入れる場の提供を求めており、活動に協力したい場合は、近隣の都立高校に直接連絡をしてマッチングをはかるとのことです。
ボランティア体験活動を通して得られる感動が、都立高校生を将来、社会に貢献できる人間に成長させるという目標をかかげ、207校の都立高校から約45,000名の生徒が平成19年度からボランティア活動を体験します。
また、ボランティア活動といえば、内閣総理大臣の安倍晋三氏もボランティア活動を義務づける考えを示しているようです。国公立大学の入学時期を9月にして、入学までの4月から9月までの間にボランティア活動を体験させるというアイディアなども出てきています。
今後、様々な場所で若者たちがボランティア活動に参加する機会が増えていきそうです。非営利分野で活動する立場から、都立高校生などのボランティア活動にできる限り協力していきたいですね。
(NPO会計税務研究協会 事務局 河合理恵子)
でも、ボランティアって自発的な活動のはずなのに、それを義務付けるのってなんか変じゃないかなぁ!?
(田中義幸)