NPO通信No.37
ユニークなアイディアで支援
今月は、ユニークなアイディアで支援活動を行っている3つのNPOを紹介したいと思います。
1つ目は、世界における肥満と飢餓の解消を目的に活動しているNPO法人「TABLE FOR TWO International」。社員食堂でヘルシーメニューを食べると、1食につき収益から20円が寄付される仕組みを作りました。栄養失調や飢餓で苦しむ途上国の学校給食費用を1食20円と試算し、活動に参加している伊藤忠商事、日本航空、日本IBMなどの大手企業が寄付し、国連世界食糧計画(WFP)などを通してアフリカを中心とした途上国の子ども達に届けられています。(産経新聞)
2つ目は、自然と共生する暮らしや町づくりをめざして活動しているNPO法人「霧多布湿原トラスト」。海鳥のエトピリカが、刺し網漁業の網に絡まり混獲されていることをうけ、「エトピリカと共にくらすためのアイディアコンテスト」を行っています。アイヌ語で「美しいくちばし」という意味のエトピリカは、潜水して魚を捕らえる際に網に絡まることがあり、様々な防止策を講じているものの、いまのところ有効な方策が見つかっていないそうです。募集は2月29日までで、詳細はHPをご覧下さい。
http://www1.ocn.ne.jp/~wetlands/pirica.htm(毎日新聞)
3つ目は、お年寄り世帯や被災地の除雪作業を手伝う新潟県雪対策室の除雪ボランティア「スコップ」。除雪ボランティアの技術力向上を図ろうとNPO団体などと協力し、2月に初心者向けの除雪キャンプを開催します。全国から参加するボランティアには除雪初心者も多いことから、除雪講習と地元との交流会を行い、相互理解を深めます。新潟県中越地震から2度目の冬を迎える被災地も記録的な大雪に見舞われ、除雪の作業が欠かせません。登録制の除雪ボランティアが県内の受け入れ希望市町村からの要請を受け、除雪作業にあたっています。 (NHKボランティアネット)
(NPO会計税務研究協会 事務局 河合理恵子)