NPO通信No.39
NPOならではの活動

 今月もNPOならではのアイディアとフットワークの良さで活動を行っている4つ の団体を紹介したいと思います。

 1つ目は、福島県のNPO法人「花の郷夢工房」。1本につき1万円で桜の苗木の 里親を募り植栽しています。地元の沼周辺に15年かけて3万本の桜を植栽する 「花咲か事業」をスタートさせ、法人の自己資金と県からの助成金、そして桜の苗 木里親制度を導入して行っています。苗木の前には里親の名前とメッセージを入れ たプレートが設置され、今では全国約800人が里親になり、桜の成長を見守って いるそうです。(毎日新聞)

 2つ目は、NPO法人「日本ケアフィットサービス協会」。『サービス介助士』と いう民間資格の検定試験を行い、約4万人の取得者を世に輩出しています。この資 格は、在宅介護を意識したホームヘルパーとは異なり、入浴や排泄の世話を必要と しない人への身近なケアを想定したもので、知識や技能を通信課程と2日間の実技 教習で学びます。取得までの費用は約4万円で、高校生を対象にしたサービス介助 士3級もあるそうです。(産経新聞)

 3つ目は、NPO法人「ジャパン・プロフェッショナル・ムエタイ・コミッション (法人申請中)」。WBC(世界ボクシング評議会)ムエタイの唯一の認可組織とな り、ムエタイ競技の普及活動とプロ・ムエタイ選手の管理等を目的に発足されまし た。理事には興行関係者やジム関係者は含まれておらず、公平・中立にルールやラ イセンスなどの審議等を行っていくそうです。(GBR格闘技WEBマガジン)

 4つ目は、千葉県のNPO法人「死亡時医学検索支援センター」。司法解剖業務を 支援する全国初のNPOで、5月には千葉大法医学教室で運営を開始する予定です。 年々、解剖数は増加傾向にあるものの、人手や資金不足などを背景に満足な解剖が できていないのが現状だそうです。県警から支払われる解剖の謝金を運営費に充て て、活動を行う予定です。(産経新聞)

 このように、今日も約3万4千ものNPOがいろいろなアイディアを持ち寄り、私 たちが住む街や世界を少しずつより良い方向へ変えていけるよう働きかけています。

(NPO会計税務研究協会 事務局 河合理恵子)