NPO通信No.40
企業の社会貢献とNPOとのコラボ

 今月もさまざまなNPOの活動がインターネットに出ていましたのでいくつか紹介したいと思います。どの団体も、社会貢献活動を行う企業の協力を得て、活発に活動を行っています。

 1つ目は、福島県のNPO法人「はらまちクラブ」。地元の銘菓を用いて、街の活性化をはかろうと「アイスまんじゅう早食い世界大会」を5月11日に開催します。アイスまんじゅうは餡の周りを牛乳で包んだ氷菓で、大会では1個を食べきる時間を競うようです。 地域一番のふるさとの銘菓を製造している松永牛乳鰍ナは社会貢献につながればと、大会をバックアップしています。(河北新報社)

 2つ目は、福岡県のNPO法人「ペット情報局ふくおか」。ペットの名前や顔写真が載っている「まいごふだ」の作成イベントを開催しました。福岡県は迷子になったペットが飼い主と再会できず殺処分される数が全国で最も多いようで、ペット関連企業などの協力を得て活動が行われています。もし、はぐれたペットを見つけた場合は、首輪に付いている札の連絡先に電話すると飼い主へ伝えられるシステムとなっているようです。(毎日新聞)

 3つ目は、福井県にある箸製造業「兵左衛門」。都内にあるNPOと協力して、折れたバットを回収して再加工しています。木製バットの素材であるアオダモは成長が遅く、材料として使えるようになるまで60年〜70年かかるそうです。そこで、焼却廃棄されていたバットを回収し、漆塗りの箸やホーム印とよばれる印鑑に加工し直して販売しているようです。(毎日新聞)

 これらのように、社会を良くしていきたいというNPOと、企業の社会貢献活動が一緒になって、よりよい活動が行われています。企業とのコラボレーションは、時に難しい面もでてくると思いますが、互いにできることを無理なく協力して社会に還元していけるというのは理想的な協働の形ではないでしょうか。

(NPO会計税務研究協会 事務局 河合理恵子)