NPO通信No.44
リサイクルをして街を自然を守ろう

 今月は、自然環境を守るために、再利用を積極的に進めているNPOを紹介したいと思います。

 1つ目は、京都市にあるNPO法人「大文字保存会」。京都の文化財産ともいうべき大文字送り火の事業を行っており、今夏、虫被害にあったアカマツを「大文字」の薪として再利用したそうです。例年、送り火の薪とする樹齢80年前後のアカマツ材の確保に苦慮しており、林野庁の京都大阪森林管理事務所から国有林の枯れたアカマツを安価で引き取り、薪として使用したそうです。(毎日新聞)

 2つ目は、仙台市にあるNPO法人「環境会議所東北」。廃棄物発生を抑制したり再生資源の利用を促進するための活動を行っており、このたび、仙台市との協働で全国初の「リサイクルランドリー」を始めたそうです。仙台市では10月より、家庭ごみが有料化されることから、サービスとして使用されている洋服のクリーニングカバーを回収してリサイクルし、ごみと二酸化炭素の削減につなげようと働きかけています。(河北新報)

 使えないものでも廃棄すればごみになってしまいますが、リサイクルすることで、本来使うべきものを補うことができます。なにか改善点をみつけたら、解決策を自治体等に提案して実現させていくのもNPOの社会的使命なのだなと感じました。

 最後に1つ、NPOも多く導入している民間の資格認定制度について面白い記事を見つけましたのでご紹介します。鹿児島市にあるNPO法人「日本定年力検定協会」では、老後に必要な基礎知識を育む活動を行っており、このたび「定年力検定」を実施したようです。全国主要都市20カ所で受検でき、検定内容は、年金・保険・資産運用・不動産・税金・相続贈与の6科目。団塊の世代が自分で自分の生活を守り、豊かで充実したセカンドライフが送れるよう働きかけています。(西日本新聞)
(NPO会計税務研究協会 事務局 河合理恵子)